介護士の業務の幅が非常に広く、スキルを磨くことで介護業界で活躍できる人材になることができます。介護士の仕事は給料が安いと言われていますが、介護関連の資格を取ることで給料をアップさせることができます。目標を持つことでやる気がみなぎり、仕事のモチベーションも高い状態で維持することができるでしょう。スキルを磨くことにより、多くの人の笑顔を引き出せるようになりますし、とても頼りになる存在になることができます。介護士として働くならば、スキルをアップしていくことが重要です。
確実にスキルアップさせる方法としては、資格を取得するというのがあります。介護職員を志した人が最初に取る入門資格として、介護職員初任者研修があります。難易度はそれほど高くなく、取得後は給料アップなど、待遇面で優遇されることも少なくありません。また、介護職員初任者研修の次のステップとして取得することになる資格が、介護福祉士実務者研修です。介護職員初任者研修は、サービス提供責任者や介護福祉士へキャリアアップするために必要になる資格なので、仕事の幅を広げたい人はぜひとっておきたい資格となります。
そして、キャリアパスの最上位にあるのが、介護士系の資格で唯一の国家資格である介護福祉士です。取得するためのルートは、大きく分けると実務経験ルート、養成施設ルート、福祉系高校ルート、経済連携協定の4つがあります。受験資格を満たし、国家試験に受験して合格することにより、介護福祉士になることができます。実務経験ルートは、働きながら資格の取得を目指すこともでき、勉強を繰り返すことで確実に自分のスキルを高めることができるでしょう。